Xperia XZ2レビューまとめ(2018年5月上旬時点)
Xperia XZ2に興味のある方が増えてきてるようなので、海外レビューを少しまとめてみました。ただし、内容の保証できませんので予めご了承ください。
- 液晶ディスプレイはHDR対応。HDR非対応であるSDRの動画をHDRにアップコンバートでき、輝度は最大618nit。鮮明でとても明るい。未だにFullHD+(1080x2160)であることは驚き。
- 静止画の撮影では露出不足の傾向がある。バックライト付きのHDRはいいが、低照度ではかなり写りが悪くなる(これはフロントカメラも同様)。2眼でないのが残念。物理的なカメラキーがあり、使いやすい。
- 10bitのHDR動画撮影に対応、豊かな色彩になる。ただし、4K撮影でHDRを有効にすると不安定(フレームがドロップする模様)になる。1080pでのHDR動画撮影は安定している。
- 960fpsのスローモーション撮影が1080pに対応したが撮影できる時間は720pの半分になる。使うのがかなり難しい。
- フロントカメラはXZ1の1320万画素から500万画素にスペックダウンしていて、オートフォーカスがない。
- 3Dスキャナーはより効果的になった。
- CPUは高速でExynos9180搭載のGalaxy S9に引けを取らない。
- RAMは4GBと他の6GBの機種と比べれば遅れをとるが、メモリ管理が優れており気にならない。
- ステレオスピーカーは音量が20%増加した。Dolby Atmosをサポートしており、豊かで広がりがある。(Dolby Atmosが搭載されているという公式の情報が見つからないので修正しました)
- ダイナミックバイブレーションシステムが搭載されたため、基本的に振動が強化された。ダイナミックバイブレーションシステムの互換性はあまりよくない。慣れるとそれが自然になるという意見とゲームで邪魔になるという意見があり、好みが分かれる模様。なお、オフにすることは可能で、オンのときの強さは3段階から選択できる。
- バッテリー持ちは他のハイエンド端末と比較してもずっといい。クイックチャージ3.0により高速に充電ができる。QIワイヤレスチャージによる充電は遅い。
- 3.5mmイヤホンジャックがなくなったのは残念。USB Type-Cからイヤホンジャックに変換するアダプタは付属している。
- 指紋センサーの場所が低く、1週間使っても慣れない。間違ってカメラを触ってしまい、レンズを汚してしまう。
- 背面のガラスは曲線とても滑りやすく何度も落としてしまった。バイブが強力になり背面が曲面であるため、机などに置いたままバイブが動作すると勝手にXZ2が動いてしまう。場合によっては机から落ちることもある。このデザインのせいか、本体を物理的に曲げようとしてもほとんどできないほどの頑丈さがある。ただし、傷はつくので注意。本体重量198gは重い。
複数のサイトから目についたところをピックアップしましたがいかがでしょうか?他のスマートフォンが画一的になりつつあるなか、新しいXperiaさを生み出そうとしてちょっとおかしくなってしまったカンジがするというのが個人的な感想です。
英語ですが、GSMARENAというサイトにかなり詳細なレビューが掲載されています。写真もたくさんありますので気になる方は御覧ください。
日本では今月下旬発売にようですが、さてさてどうなるでしょうか…
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